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羽織・コート丈の決め方@について


羽織・コート 丈(長さ)の決め方

近頃長羽織が流行っています。 でも何でもかんでも長いのが良いとは限らないかと思います。。
その人の「身長」 「地色の濃淡」 「生地質」 「下の着物との取り合わせ」 や、
着て 動いて見て 色の分量など バランスの良い着こなしが出来るかなど考慮して慎重に決めます。

【目安】

6分丈羽織 : 着丈×0.65 = 膝よりすこし上ぐらいになります。昔はこれが基本の長さになっていた。ちょっと短目。

7分丈 羽織 :着丈×0.7 = 膝の中心かその上あたりに裾がきます。少し長めの羽織

8分丈羽織 :着丈×0.8  = 着物の後裾から20〜25cm上がった 位置に羽織の裾がきて、かなり長い着丈。

標準の羽織でいうと身丈:2尺3寸(約やく70cm)〜2尺6寸(約80cm)ぐらいまでいろいろかと思います。

色柄、生地の質感によって変えます。 これを考えるのが仕立をオーダーする時の楽しみではないでしょうか。


羽織・コート の違い

洋服のアイテムの言い方に変えると、羽織は「ジャケット」 コートは外套。

オーバーコートやレインコートのまま応接間やお座敷に座られないと思います。

席に着く前に脱ぐのが原則。

羽織はジャケットなので、帰宅するまで脱ぎません。

ご挨拶時など改まる時は、手に持っているジャケットを羽織る感覚と思っていただいたら間違いないです。

一昔前の女性は、お出かけ=箪笥から羽織を引っ張り出して という場面が通常でした。

(参考)
羽織は脱がない、羽裏(肩裏)は人目につきません。

それなのに、羽織の裏に凝るのは着物の文化・美意識の現れではないでしょうか。

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