きもの豆知識

紋入れについて

@抜き紋

 

抜き紋(染め抜き紋ともいいます)とは、色留袖や色無地、訪問着等のきものに地色を抜いて紋を入れたものの事を言います。

 

詳しくは「紋の表し方の一つ。最も格式の高い正式な紋。地色に紋を白く染め抜いたものであります。礼服だけでなく幔幕(まんまく)や幟(のぼり)などにも用いられています。」

 

紋の入れ方としては地色を抜くものと、石持ち(こくもち)といって紋を入れる部分が前もって白く防染して染めてあるものがあります。喪服や黒留袖などがそうです。

 

稀に、色無地でも石持ちがあるものがあります。

 

A縫い紋

 

縫い紋は糸を使って紋を表すので刺繍紋ともよばれています。

 

まつい繍、菅繍(すがぬい)、相良繍(さがらぬい)、芥子繍(けしぬい)などさまざまな刺繍の技法で表します。縫い紋は略式の扱いとなり、染め抜き紋ほど格の違いはありません。
縫い紋を用いる際は3つ紋もしくは1つ紋となり、一般には1つ紋が好まれているようで色無地や訪問着につけると略礼装の装いとなります。

 

縫い紋にも日向紋、中陰紋、陰紋がありますが、きものの雰囲気や用途に合わせて選び、染め抜き紋では大げさに感じる場合などに用いられます。

 

白糸や金糸はご祝儀向き、銀糸や地色の濃淡なら染め抜き紋に近い印象となり、ぼかしや多色使いはしゃれ感覚と扱われます。

 

       きものお直し工房わせんの紋入れ

 

       黒留袖の紋の入れ替え8000円〜   

紋入れ替え抜き紋一つ限定・・・・

       抜き紋1つ4500円〜

 

きものお直し工房わせん公式サイト


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